仕事内容は、デザインのような感覚的なものよりも、どちらかというと設計施工に近く、大工さんのようなものだと思っています。「DTP特有の様々なルール」に基づき、文字の級数・行間・余白などをすべて数値として計算し、綺麗な誌面作りを目指しています。 どんな風に作成を始めようかと計算で頭を悩ませることがよくありますが、綺麗に組版できた時、とても気持ちがいいです。
組版だけでなく印刷・製本の知識も必要なので、例えばのりしろが必要とか、ノドに絵柄がかかる場合何ミリくわれるなど、後工程までを考えた制作をしています。
広報紙や記念誌、パンフレット、ちらし、手帳、カレンダーなど、紙媒体のものなら大抵制作してきましたが、最近ではWeb掲載用のpdf制作やWordデータ制作など、ニーズに合わせた制作が多くなりました。上記以外でも、伝票などの帳票関係も制作しています。
仕事で制作したものが、冊子やパンフレットなどの成果物として完成し、それを手に取ってもらえる喜びが一番大きいです。表立って名前が載るようなものはありませんが、その仕事に携われたことを嬉しく思います。
部署の特性で頁数が多い仕事が多く、同じ部署の仲間と協力して取り組んだ案件が完成した時は達成感が増します。
そして、毎日毎日同じ業務の繰り返しではなく、毎日違った仕事(案件)に取り組める新鮮さもとても好きです。それが好きで20年以上たちました。
なによりも、時間を意識して段取りよく仕事をこなすこと、を心がけています。産休・育休後に時短勤務もさせていただいたこともあり、その時に1分や5分を大切に使い、時間内にたくさんの仕事をこなす意識が高まったように思います。
一日のスケジュール管理・やることリスト・同僚との情報共有などを細かく行い、仕事がスムーズに進むように心がけています。
心配なことがあれば各部署に相談し、なんでも前もって営業に確認をとり、時間内に仕事が進むような内部の根回しをしています。
「やまがた百名山」です。いろいろ紆余曲折ありましたが、編集担当者と相談しながら納品できました。何度か増刷にもなり、売り本作成の醍醐味を味あわせてもらいました。
組版ソフトも年々進化していて、多機能になっています。それについていけるように日々勉強していくことです。いろいろな紙媒体を見て、デザインやレイアウトの幅を広げるようにすることも大切だと思います。
この仕事と同僚が好きで仕事を続けてこられました。会社や同僚に感謝の気持ちを持ちながら仕事をしていきたいです。限られた時間の中で最大限の成果を残せるよう、スピードと正確さをみがいていきたいです。
藤庄印刷(株) |
|||
---|---|---|---|
代表者名 | 小嶋 信一 | 郵便番号 | 990-0025 |
住所 | 山形市あこや町三丁目18-30 | ||
電話番号 | 023-677-1111 | FAX番号 | 023-677-1144 |
ホームページ | http://fujisho.co.jp/ |