経験と技術
印刷オペレーターは、実際に印刷機を操作して商品の特性に合わせて様々な技術を駆使し、印刷物を美しく仕上げるのが仕事です。
私は友達の紹介がきっかけで、印刷業界へ飛び込みました。最初は見る物すべてが新鮮で、自分もこの業界に貢献していきたいと思いました。それから20年間、印刷オペレーターとして仕事をしています。
精英堂印刷では、新聞や広告の印刷だけでなく、化粧品や健康食品のパッケージやラベルなど様々な種類の印刷を経験させていただき、私はそれを誇りに思っています。
新たな技術を修得すること
最近の印刷機器はデジタル化して、機械制御で誰でも同じ品質で印刷することができるようになりましたが、昔の印刷機はアナログなので自分の腕次第で印刷の善し悪しが決まる物でした。手を抜けばそれなりの物に、ひと手間加えることによりいい物が出来るという所におもしろさを感じていました。
3年前からグラビア印刷を始めたのですが、まだまだ学ぶ技術が多く、その可能性を引き出すことに、今はおもしろさを感じます。
他社に負けないモノづくり
まず、他社に負けないモノづくりをめざし、簡単に真似されないような精英堂印刷独自の技術や商品を確立していくことを心がけています。
日常では、第一に作業中の安全、そして印刷時の品質の高さ、製品生産のスピード、それらの点を意識しながら仕事に取り組んでいます。もしものアクシデントにも対応できる柔軟な考えと幅広い知識、専門的な技術を身につけることも重要です。
丁寧で迅速な作業を心がける。
印刷物の新しい表現
これまでの仕事の中で特に思い出に残る成果は、TQC(全社的品質管理)という社内の活動で、自分のチームが発表したアイディアが認められ優勝したことです。そのアイディアは、印刷工程の順序を変更して印刷物に凹凸を作り、立体感を演出するという新しい表現方法の提案でした。
そのときの自分達でアイディアを出しあい、挑戦し、それをまとめて発表し、皆さんに受け入れてもらえたことに、やりがいと達成感を感じました。
特殊な加工により表現される立体感。
自分の可能性を広げる
印刷機を操作する印刷オペレーターは、様々な知識以外に、印刷機のメンテナンス技能も求められる技術職です。数年前には1級オフセット印刷技能士という資格を取得して、技術面でも品質の向上のための努力もしています。
私は20年間、印刷オペレーターとして働いてきましたが、まだまだ自分の知らない技術や知識がこの業界には眠っています。それら学び、吸収して、お客様へ届ける製品の品質向上に繋げることが私の目標です。
これからも自身のスキルアップを目指す安部さんでした。
精英堂印刷(株) |
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